大学入試情報・受験対策
茨城大学人文社会科学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
茨城大学人文社会科学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
茨城大学人文社会科学部の偏差値は、学科によって異なり47.5～52.5程度となります。大学入学共通テストでは、6.5～7割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の競争倍率は、前期日程が1.62～2.01倍、後期日程が1.55～1.96倍となり、どちらの日程も現代社会学科が高くなっており、志願者倍率は募集人員の少ない後期日程が高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
茨城大学人文社会科学部の入試は、学校推薦型選抜、一般選抜、私費外国人留学生選抜の大きく3つの区分に分かれています。一般選抜はさらに、前期日程と後期日程に分かれており、大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。個別学力検査等の試験科目について、前期日程は全学科とも〈英語・主体性〉、後期日程は現代社会学科と法律経済学科が〈英語・主体性〉、人間文化学科は〈小論文・主体性〉が課されます。大学入学共通テストでは、前期日程が5～6教科7～8科目、後期日程は5教科5～6科目の受験が必要です。必要科目や配点等の詳細は、必ず学生募集要項を確認し、受験する学科に合った対策を行いましょう。
茨城大学人文社会科学部の科目別傾向と対策
英語の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 前期日程》
試験時間90分の大問4題構成で、大問1.2は日本語で解答する長文読解問題、大問3は英問英答形式の長文読解問題、大問4が英作文となります。読解問題では、和訳や説明問題など記述問題の割合が高くなっています。ある程度まとまった英語の文章読解力と英語による基礎的な表現力などが身についているかが問われます。英単語や文法、構文、時制などの基本事項をしっかりと押さえ、問題集や複数年分の過去問などで記述力を鍛えておくことが大切です。
〈工学部・農学部と同様〉
主体性の試験傾向と対策
《2024年度 一般選抜》
前期・後期日程ともに、面接を実施しない全学部・学科等の受験者に対して主体性の評価が行われます。受験者の自己申告によるチェックシートを、調査書も参考にして評価され、配点は全学共通で50点となります。チェックシートには、高校時代に最も熱心に学びに向き合ったものについて入力する形式となっています。
※面接等を実施する学部・学科等は、その中で主体性について評価されます。
〈理学部・工学部・農学部と同様〉
小論文の試験傾向と対策
《2023年度 一般選抜 後期日程》
〇人間文化学科
試験時間120分の大問2題構成で、人文科学に関連する文章等を読み設問に答える形式です。設問は説明問題や自分の考えを述べる問題の他、漢字問題が含まれます。日本語の基礎的能力（読解力・表記能力・表現力など）と論理的思考力がみられ、解答は合計600～800字程度となります。小論文の基本の書き方をマスターし、複数年分の過去問を活用して実際に書く練習を行いましょう。書いた文章は先生から添削指導を受けることで、正しい言葉遣いや表現力などを身につけることが大切です。
茨城大学人文社会科学部基本情報
公式サイト
茨城大学人文社会科学部：http://www.hum.ibaraki.ac.jp/
基本情報
創立年
2017年
生徒数
1,528人（2022年5月1日時点）
教育理念
人文社会科学部では、文系総合学部としての特徴を生かし、主専攻であるメジャーと副専攻であるサブメジャーの複合による学修を通じて、人間の文化と社会活動に関する専門性を持ちながら、世界のさまざまな「地域」で生き生きと働き、活躍できる人材を育成します。
茨城大学人文社会科学部の特徴
茨城大学人文社会科学部は、【現代社会学科】【法律経済学科】【人間文化学科】で構成されており、人文科学・社会科学を多面的・体系的に学ぶことができます。所属する学科から1つのメジャー（主専攻）を、学部全体から1つのサブメジャー（副専攻）を履修する「メジャー・サブメジャー制」を採用しており、複眼的な視野や実践力を身につけることが可能となっています。また、徹底した少人数教育を実践しており、4年間を通して、演習形式のゼミナールが設置されています。そのほか、「地域創生とリーダーシップ」や「地域連携論」など、地域と連携した科目を多数展開しています。
茨城大学人文社会科学部キャンパス情報
水戸キャンパス
学部：人文社会科学部・教育学部・理学部・工学部（1年次）・農学部（1年次）・地域未来共創学環
住所：〒310-8512 茨城県水戸市文京2丁目1の1
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