東京外国語大学国際日本学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京外国語大学国際日本学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東京外国語大学国際日本学部の偏差値は62.5程度、大学入学共通テストにおいては8割程度得点することが合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、一般選抜が1.6倍、学校推薦型選抜が1.2倍です。東京外国語大学の中では、標準的な難易度の学部と言えます。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東京外国語大学国際日本学部の入試は、一般選抜・学校推薦型選抜・帰国生等特別推薦選抜・日本留学試験利用選抜・海外高校推薦選抜の5種類があります。一般選抜は、前期日程のみで大学入学共通テストを5教科6~7科目受験する必要があります。個別学力検査では、英語スピーキング試験とリスニングを含む英語の学力試験、そして日本史もしくは世界史のどちらかを選択して受験します。英語試験の難度が非常に高く、配点に占める割合も大きいため、重点的に学習しましょう。

 

東京外国語大学国際日本学部の科目別傾向と対策

英語の試験傾向と対策

・英語スピーキング試験

タブレット端末を用いて十数程度のスピーキング試験が課されます。試験説明や動作確認の時間も含め、試験時間は40分となります。英語4技能検定に似た試験となっているため、実際に検定を受けてみて試験の雰囲気に慣れておくこともおすすめです。また、HPに解説ページが掲載されているため、確認しておきましょう。

 

・英語

例年、試験時間120分で、大問5~6題構成となります。前半の大問は長文読解問題、後半の大問3題はリスニング試験となっています。1,000語を超える長文に対する読解力、大問3題分のリスニング力、リスニング内容の要約と意見論述をそれぞれ200語程度で記述する表現力が問われる非常に難度の高い試験となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向を把握しておきましょう。

 

〈言語文化学部・国際社会学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

・世界史

試験時間60分で、近世以降からの出題、設問形式は一問一答式が中心となります。論述問題が2題出題され、年度によって1題は400~600字、1題は30~100字と字数制限が異なります。難易度は標準レベルとなるため、教科書内容をしっかりと身につけておきましょう。論述問題は頻出テーマを中心に、何度も演習を行い、記述力を養うことが大切です。

 

・日本史

試験時間60分で、近現代史からの出題、設問形式は一問一答式が中心となります。難易度は標準レベルとなるため、基礎知識を身につけて確実に得点できるようにしましょう。また、400字と100字の論述問題が1題ずつ出題されます。過去問にも取り組み、頻出テーマの事象や歴史的背景、影響などについてしっかりと理解しておくことが大切です。論理的に述べる練習を行い、減点されない解答を心がけましょう。

 

〈言語文化学部・国際社会学部と同様〉

 

東京外国語大学国際日本学部基本情報

公式サイト

東京外国語大学国際日本学部:http://www.tufs.ac.jp/education/js/

基本情報

創立年

2019年

生徒数

355人(2023年05月時点)

教育理念

国際日本学部は、国際的な視野から日本を総合的に学び、世界における日本を真に理解し、世界に向けて日本を発信する力及び多文化化する日本の問題解決に資する知識と協働力を備えた人材を育成することを目的とする。

引用元:教育情報の公表|情報公開|大学案内|東京外国語大学

東京外国語大学国際日本学部の特徴

東京外国語大学国際日本学部は、日本という国を世界の内の1つとして位置付けて多角的な視点で捉えることを目的としています。コース制は採用しておらず、日本の政治や経済、歴史、また文学・文化、言語を横断的に学ぶことができます。1学年の4割が留学生となっており、グループワーク・フィールドワーク中心の授業を通して、バックグラウンドの異なる学生同士、協働して課題に取り組む力を養うことができます。その他、イギリスのセントラル・ランカシャー大学との〈ダブル・ディグリープログラム〉を設定しており、現地への1年間の留学と、両校への卒業研究提出により2つの学位を取得をすることが可能です。

 

東京外国語大学国際日本学部キャンパス情報

府中キャンパス

学部:言語文化学部・国際社会学部・国際日本学部

住所:〒183-8534 東京都府中市朝日町3-11-1

 

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