和歌山大学システム工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

和歌山大学システム工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

和歌山大学システム工学部の偏差値は、入試方式によって異なり50.0~52.5程度です。大学入学共通テストにおいて、6~7割程度の得点率が必要となります。2023年度一般選抜の実質倍率は2.12~2.19倍で、前期日程が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

和歌山大学システム工学部の一般選抜は、前期・後期日程で実施され、いずれの日程でも大学入学共通テストと個別学力検査等を受験する必要があります。大学入学共通テストは、前期・後期日程ともに5教科7科目の受験が必要で、科目の詳細は必ず募集要項で確認しておきましょう。個別学力検査等は、前期日程が数学と英語の2科目、後期日程が総合問題となります。配点合計は大学入学共通テスト程高くありませんが、しっかりと対策することが大切です。

 

 

和歌山大学システム工学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 前期日程》

試験時間90分の大問5題構成で、大問1~3、5を解答します。数学Ⅰ・Ⅱ・A・Bの範囲から、関数や数列、三角比、微分積分などが出題されます。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。また、すべて記述問題となります。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向、時間配分を把握しておきましょう。

 

総合問題の試験傾向と対策

《2023年度 一般選抜 後期日程》

試験時間120分の大問3題構成で、大問3題のうち2題を選択して解答します。選択の組み合わせは、〈1と2〉〈1と3〉〈2と3〉のいずれかとなります。大問1は数学分野の小問集合で、場合の数と確率に関する問題が5題出題されます。大問2は物理分野でA・Bの2つのセクションに分かれており、両方の回答が必要です。Aは物体の運動、Bは導体棒の起電力に関する問題が出題されます。大問3は化学分野でA・B・Cの3つのセクションに分かれており、すべて解答する必要があります。Aは有機化学(金属ナトリウム)、Bは無機化学(銅)、Cは有機化合物(ベンゼン)に関する問題となります。自分の得意分野を考慮して2題選択しましょう。

 

 

和歌山大学システム工学部基本情報

公式サイト

和歌山大学システム工学部:https://www.wakayama-u.ac.jp/sys/

 

基本情報

創立年

1995年

生徒数

1,375人(2022年05月時点)

教育理念

システム工学部は,その理念「複数の領域の知識を身につけ,その知識を自ら活用することで,創造性を発揮し,様々な人とのコミュニケーションを通して,課題の探求と問題解決を行い,自然や人間社会に貢献できる専門的技術者・研究者を養成する」に即して,分野を横断する複数領域の知識を身につけ,その知識を自ら活用することにより,広い視野から時代の要請に応え,課題解決のできる研究者や技術者を養成する。
システム工学科は,広範な基本的教養及び専門の基盤となる幅広い知識,さらに工学に関する専門的知識を修得し,柔軟な専門性を持ち,産業構造の変化及び,オープンイノベーションに対応できる高度技術者を育成することを目的とする。

(システム工学部規則 第1条の2)

 

引用元:システム工学部の目的 | 和歌山大学

 

和歌山大学システム工学部の特徴

和歌山大学システム工学部は、情報の基礎・応用教育をベースに、3領域(応用理工学/環境デザイン学/情報学)8メジャーからなる高度な専門教育を実践しています。第1メジャー配属後に、自分が所属する領域以外のメジャーから第2メジャーを選択できる「ダブルメジャー制」を採用しており、2つのメジャーの組み合わせをコースとしています。成績上位者は2年終了時に、大学院博士前期課程に入学試験免除で進むことのできる「6年制」を選択することが可能です。6年制の学生は、学部・大学院を通してより高度な工学的能力を実践的に身に付けることができます。

 

 

和歌山大学システム工学部キャンパス情報

和歌山キャンパス

住所:〒640-8510 和歌山県和歌山市栄谷930

 

 

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