大学入試情報・受験対策
日本女子大学家政学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
日本女子大学家政学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
日本女子大学家政学部の偏差値は、学科や専攻、入試方式によって異なりますが50.0~62.5程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~8.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.8~11倍で、食物学科食物学専攻の英語外部試験利用型が最も高くなっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
日本女子大学家政学部の入試は、一般選抜入学試験・総合型選抜入学試験・学校推薦選抜入学試験・外国人留学生入学試験・社会人入学試験・編入学試験・学士入学試験の大きく7種類となります。一般選抜入学試験はさらに、個別選抜型・英語外部試験利用型・大学入学共通テスト利用型(前期・後期)に分かれています。個別選抜型について、2教科入試と3教科入試の選択が可能となっており、どちらも外国語が必須、数学、国語、理科から1科目または2科目を選択し受験します。選択可能科目は学科によって異なるため、募集要項で詳細を確認しておきましょう。
〈理学部と同様〉
日本女子大学家政学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《個別選抜型》
例年、試験時間70分で、国語総合・現代文B・古典B(漢文除く)から出題されます。難易度の高い評論文から出題され、記述型問題では漢字の書き取りや抜き出し、傍線部の説明など、選択型問題では空欄補充や傍線部の説明、問題文全体の構成の説明などに関する問題で、国語の総合力がみられます。説明記述問題は大問ごとに出題され、文字数の制限がそれぞれ異なります。複数年分の過去問や評論文を用いた問題集などで演習を重ね、柔軟な文章読解力を養うことが大切です。
数学の試験傾向と対策
《個別選抜型》
例年、試験時間70分の大問3~4題構成で、解答形式はすべて記述式となります。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)で、基本~標準レベルの問題を中心に、一部難度の高い問題も出題されます。計算量の多い問題も含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。また、幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切ですが、特に、図形問題が頻出となるため、しっかりと基礎知識を身につけておく必要があります。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
〈人間社会学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《個別選抜型》
例年、試験時間90分の大問4~5題構成で、解答形式はマークシート方式と記述式の併用となります。読解問題が2題と語彙・文法問題、和文英訳問題などが出題されます。1題目の読解問題の分量が多い傾向にあり、空欄補充や下線部の意味、内容一致問題などで、内容の理解が問われます。また、単語の意味やアクセント、文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけることも大切です。和文英訳問題は最後の大問で出題され、他の受験生と差がつきやすい問題となります。基本的な表現や文例を学習した上で、演習に取り組みましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも重要です。
〈文学部・理学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《個別選抜型》
・化学
例年、試験時間70分の大問3題構成で、解答形式はすべて記述式となります。全体的な難易度は標準レベルで、化学基礎・化学の幅広い分野から出題されるため苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。特に、糖類・タンパク質・アミノ酸・油脂が頻出となるため、重点的に学習しましょう。
・生物
例年、試験時間70分の大問3題構成で、生物基礎・生物の幅広い分野から出題されます。教科書レベルの問題が中心となりますが、出題範囲が広いため、各分野の基礎知識をしっかりと身につけておくことが重要となります。体積や速度、確率、濃度などの計算問題も含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
〈理学部と同様〉
日本女子大学家政学部基本情報
公式サイト
日本女子大学家政学部:https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/human_sciences_and_design/index.html
基本情報
創立年
1917年
生徒数
1,863人(2022年05月時点)
教育理念
家政学部では生活の科学を学び、生きる力を養うとともに、生活の質を向上させ社会をより豊かにする力を持ち、人類の健康、安全、福祉に貢献したいという意欲あふれる女性を育成することを目的とする。
日本女子大学家政学部の特徴
日本女子大学家政学部は、生活を創造する複合領域科学である家政学を学ぶことのできる学部です。【児童学科】【食物学科(食物学専攻/管理栄養士専攻)】【住居学科(居住環境デザイン専攻/建築デザイン専攻)】【被服学科】【家政経済学科】で構成されており、それぞれで専門分野を学べるほか、学問領域を越えて幅広く履修することもできます。すべての学科が人にとって身近な生活を素材としており、それらを自然科学的、人文科学的、社会科学的に探究しながら、理論を実生活に応用する力を身につけることを目指します。
日本女子大学家政学部キャンパス情報
目白キャンパス
住所:〒112-8681 東京都文京区目白台2丁目8の1
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