千葉工業大学創造工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

千葉工業大学創造工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

千葉工業大学創造工学部の偏差値は、学科によって異なり42.5~47.5程度です。大学入学共通テストでは、6.5~7.5割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度の入試競争倍率は、選抜方法や入試日程、学科によって異なりますが、一般選抜大学独自入学試験A日程が4.2倍、SA日程が22倍、B日程が6.8~7.3倍、SB日程が13.3倍、C日程が6.5倍となり、全体的に難易度が高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

千葉工業大学創造工学部の一般選抜は、大学入学共通テスト利用入試と大学独自入学試験の大きく2つあります。大学独自入学試験はさらに、「A日程」「SA日程」「B日程」「SB日程」「C日程」に分かれています。「A・B・C日程」は、タイプⅠ・Ⅱの2つの受験方式があり、出願時にいずれかを選択します。試験科目は、日程やタイプ、受験する学科によって異なり、〈理科・国語・英語・数学・総合問題〉が課されます(国語はデザイン科学科のみ選択可)。また、特徴的な試験として、「SA日程」は〈大学で行われる数学〉と〈大学入学共通テストの数学①・②〉の数学のみでの合否判定が行われます。数学が得意な学生におすすめの種別となります。各試験の詳細は、必ず募集要項で確認し、自分に合った種別を選択して受験勉強に取り組みましょう。

 

千葉工業大学創造工学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間70分の大問2題構成で、出題範囲は国語総合(古文・漢文を除く)となります。主に論説文からの出題となるため、普段から読書や新聞などで、論説文を読み慣れておくことが大切です。本文の空所補充や傍線部の正しい内容を選ぶ問題が多い傾向にあります。また、漢字問題も出題されるため、日頃からコツコツと学習し、多くの漢字を身につけておきましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題形式や傾向に慣れておくことが大切です。

〈未来変革科学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間80分の大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A(場合の数と確率・図形の性質)・B(数列・ベクトル)の範囲から出題されます。典型的な問題が多く出題されるため、各単元とも基本事項をしっかりと身につけた上で、問題演習を重ねましょう。数列と図形に関しては出題率が高いため、重点的に学習することもおすすめです。必ず複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式に慣れておくことが大切です。

〈工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間60分の大問5題構成で、長文読解や和文英訳、文法、語彙問題などが出題されます。全体的に基本レベルの問題となるため、単語や熟語、文法などの基本事項を確実に身につけておきましょう。また、読解問題は、問題集やインターネットなどを活用して英文を読むことに慣れておくことが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

物理:試験時間70分の大問3題構成で、物理基礎・物理の範囲より力学や熱・波動、電磁気の分野がよく出題されます。難易度はそれほど高くはないため、各分野ともバランスよく学習して基本事項を押さえ、過去問や問題集で演習を重ねましょう。また、計算問題が頻出傾向となるため、慣れておくことが大切です。

 

化学:試験時間70分の大問5題構成で、化学基礎・化学の範囲から出題されます。理論分野からの出題が半数程度を占めるため、重点的に学習しておく必要があります。全体的に、基本的な内容が問われるため、教科書や参考書を活用して基本事項をしっかりと押さえておきましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことが大切です。

 

生物:試験時間70分の大問5題構成で、生物基礎・生物の範囲より遺伝子や進化、代謝、動植物の反応などの分野が出題されます。正誤問題が多く出題されるため、基本的な知識をしっかりと整理しておく必要があります。また、文章を読む量が多いため、過去問演習では、時間配分にも意識して取り組むと良いでしょう。

〈工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部と同様〉

総合問題の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間80分で、内容は数学と国語の総合問題となります。数学は、数学Ⅰ・Ⅱ・A(場合の数と確率・図形の性質)・B(数列・ベクトル)、国語は、国語総合(古文・漢文を除く)の内容を理解していることを前提として出題されます。提示された文章や、図表を含む資料を読み解く力、論理的な思考力、数学的な知識に基づいた処理能力が問われます。どちらも基本事項を確実に身につけ、演習を重ねることが大切です。

〈工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部と同様〉

 

千葉工業大学創造工学部基本情報

公式サイト

千葉工業大学創造工学部:https://www.it-chiba.ac.jp/faculty/cre/

基本情報

創立年

2016年

生徒数

1,749人(2023年5月1日現在)

教育理念

教育研究上の目的

創造工学部は、自ら学習を継続する能力・論理的思考力・課題解決力・コミュニケーション力・豊かな人間力・国際感覚と教養を備え、専門技術者として守るべき倫理や負うべき社会的責任を理解し、創造性を要する工学分野およびその学際的領域において世界文化に貢献し得る人材を養成することを目的とする。

引用元:千葉工業大学|大学案内|学部、学科等の名称及び教育研究上の目的

千葉工業大学創造工学部の特徴

千葉工業大学創造工学部は、【建築学科】【都市環境工学科】【デザイン科学科】で構成されています。 【建築学科】では、空間づくりに不可欠な技術や感覚を養う為の設計教育が行われています。また、地盤や構造、材料、まちづくりなど、建築に関わる幅広い分野を学ぶことができます。 【都市環境工学科】では、社会インフラやまちづくりの専門家を育成しています。建設材料や構造力学など社会インフラに関わる知識のほか、環境アセスメント、環境音響、景観工学など幅広い知識の修得を目指すことができます。 【デザイン科学科】では、社会の課題を発見する力、その解決策を提案できる力、さらに案を具体化できるデザイン力を身につけることができます。

 

千葉工業大学創造工学部キャンパス情報

新習志野キャンパス

学部:3・4年生〈工学部・創造工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部(情報科学部・社会システム科学部)〉

住所:〒275-0016 千葉県習志野市津田沼2-17-1

津田沼キャンパス

学部:1・2年生〈工学部・創造工学部・先進工学部・情報変革科学部・未来変革科学部(情報科学部・社会システム科学部)〉

住所:〒275-0023 千葉県習志野市芝園2-1-1

 

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