大学入試情報・受験対策
明治薬科大学薬学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年10月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
明治薬科大学薬学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
明治薬科大学薬学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なり45.0~55.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、7~7.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、薬学科の前期が4.4倍、後期が4.7倍、生命創薬科学科の前期が1.8倍、後期が1.7倍となっています。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
明治薬科大学薬学部の入学者選抜は、学校推薦型選抜、大学入学共通テスト利用(A方式)、大学入学共通テスト・個別試験併用(C方式)、一般選抜(B方式)、地域枠選抜、特別選抜の6つの選抜方式で行われます。地域枠選抜は、薬学科でのみ実施されます。一般選抜(B方式)は前期と後期に分かれており、両日程とも〈英語・数学・理科〉の3教科が課されます。前期は各科目100点の300点満点、後期は英語と数学がそれぞれ100点、理科が150点の350点満点となります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、各科目とも基礎からしっかりと学習しておきましょう。科目の詳細や試験時間、その他の入試方式については、入学者選抜試験要項で確認し、自分に合った入試方式を選択することも大切です。
明治薬科大学薬学部の科目別傾向と対策
数学の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜(前期)》
試験時間70分の100点満点で、解答形式は答えのみを解答欄に記入する記述式となります。大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(数列・ベクトル)の幅広い範囲から基本的な内容を問う問題が多く出題されます。苦手分野を作らないようバランスよく学習することが重要となります。2023年度は、2次関数やデータの分析、場合の数、整数の性質、三角関数、対数関数、微積分、数列などに関する問題が出題されました。全体的な難易度は、教科書に載っているような例題レベルから標準レベルとなりますが、一部難度の高い問題も含まれます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式などを確認しておくと良いでしょう。
英語の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜(前期)》
試験時間70分の100点満点で、解答形式はマークシート方式と記述式の併用となります。長文読解問題が2題と中文の空所補充問題が1題の大問3題構成で、総合的な英語力が問われます。長文読解問題は、医学や生物学、心理、言語など様々なテーマの論説文となり、設問内容は英文和訳や和文英訳、内容真偽、整序英作文、多義語の意味選択など多岐にわたります。中文の空所補充問題は、150語程度の英文の空所に動詞の語形を変えて当てはめる問題となります。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけた上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。
理科の試験傾向と対策
《2023年度一般選抜(前期)》
試験時間70分の100点満点で、解答形式は記述式となります。大問5題構成で、化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。2023年度は、原子の構造と元素の周期律に関する問題、混合気体と蒸気圧に関する計算問題、遷移元素に関する問題、電解精錬の計算問題、酸化還元滴定に関する問題、乳酸ジエステルの構造決定問題などが出題されました。理論化学分野は基本的な問題が中心となるため、取りこぼさないよう注意が必要です。無機化学分野は、理論化学と融合した問題が頻出となります。有機化学分野は脂肪族・芳香族の構造決定が頻出で、難問ではないもののアミドやジエステルを中心とした一風変わった物質に関する問題が多くなっています。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組みましょう。
明治薬科大学薬学部基本情報
公式サイト
明治薬科大学薬学部:https://www.my-pharm.ac.jp/koho/education/
基本情報
創立年
1902年
生徒数
2,206人(令和5年5月1日時点)
教育理念
ソフィア(純粋知)とフロネシス(実践知)を兼備えた人材を育成する。
引用元:明治薬科大学|建学の精神・理念等
明治薬科大学薬学部の特徴
明治薬科大学薬学部は、実践的な医療薬学教育から研究まで幅広く網羅した薬科大学となっており、6年制【薬学科】と、4年制の【生命創薬科学科】の2学科で構成されています。
【薬学科】 豊かな人間性と専門知識を備えた薬剤師を育成しています。臨床教育を重視しており、5年次には、病院・薬局での実習に加えて、「地域医療コース」や「臨床開発コース」、「海外医療研修コース」など、7コースの独自研修カリキュラムを実施しています(選択必修)。
【生命創薬科学科】 医療の発展に貢献できる薬のスペシャリストを育成しています。大学院進学を想定した履修制度を用意しており、薬学研究科との連携のもと、4つの研究室に密着した独自の実習・演習科目を導入しています。
明治薬科大学薬学部キャンパス情報
清瀬キャンパス
学部:薬学部
住所:〒204-8588 東京都清瀬市野塩2-522-1
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