川崎医療福祉大学医療福祉学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

川崎医療福祉大学医療福祉学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

川崎医療福祉大学医療福祉学部の偏差値は、35.0程度となります。2023年度の入試競争倍率は1.0~1.7倍で、前期B日程の臨床心理学科が最も高くなっています。川崎医療福祉大学の中では比較的合格のハードルは低い学部といえます。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

川崎医療福祉大学医療福祉学部の入試は、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜の大きく分けて3種類となります。一般選抜は前期と後期に分かれており、前期はさらにA日程とB日程に分かれています。試験内容は前期が〈英語・国語・日本史・数学Ⅰ・物理基礎・化学基礎・生物基礎・物理・化学・生物から2科目選択(理科は2科目で1科目分)〉〈集団面接〉、後期が〈基礎学力確認テスト・集団面接〉となります。前期の選択科目は、試験当日に選択します。自分の得意科目2科目で受験することができるため、高得点での勝負になります。ケアレスミスで失点しないようしっかりと対策しておきましょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行うことが大切です。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

 

川崎医療福祉大学医療福祉学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間は2科目合わせて100分の各100点満点で、解答形式はすべて選択式となります。2023年度前期A日程は、現代文の長文読解問題が2題出題されました。設問は8問ずつで、内容把握に関する設問のほか、語句の意味や接続詞、漢字などの知識問題も出題されました。さまざまなテーマの読解問題に取り組んで、速読力や精読力、ことばの意味などの知識を身につけましょう。また、出題傾向や形式、時間配分などを把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間は2科目合わせて100分の各100点満点で、解答形式はすべて選択式となります。数学Ⅰのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。2023年度前期A日程は大問3題構成で、集合やデータの分析、2次関数、三角比などに関する問題が出題されました。選択肢は5者択一となるため、選択ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、各分野の基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間は2科目合わせて100分の各100点満点で、解答形式はすべて選択式となります。2023年度前期A日程は大問4題構成で、読解問題3題と会話文問題1題が出題されました。設問文もすべて英文となっているため、設問形式に慣れておく必要があります。また、さまざまなテーマの読解問題に取り組み、速読力や精読力を養うことも大切です。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけて複数年分の過去問に取り組みましょう。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《一般選抜》

・日本史B

試験時間は2科目合わせて100分の各100点満点で、解答形式はすべて選択式となります。日本史Bの幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。2023年度前期A日程は大問5題構成で、原始から現代に至るまでの政治史・社会史・文化史に関する問題が出題されました。一問一答問題やリード文や年表をもとに設問に解答する問題、適語補充問題など、設問形式は様々です。教科書だけでなく史料集や年表などにも目を通して、基礎知識をしっかりと身につけ、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

2科目で1科目分となり、それぞれ50点満点です。各科目とも計算問題が含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくことも大切です。

 

・物理基礎

物理基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問2題構成の総解答数22問で、適語補充形式の重力と電気に関する問題が出題されました。

・物理

物理のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問2題構成の総解答数20問で、適語補充形式の力と運動、回折格子に関する問題が出題されました。

・化学基礎

化学基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問3題構成の総解答数21問で、同素体や物質の変化、原子の構造、物質の構成、中和滴定などに関する問題が出題されました。

・化学

化学のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問5題構成の総解答数20問で、物質の状態と平衡や酸化と還元、金属イオンの沈殿反応、有機化合物、高分子化合物などに関する問題が出題されました。

・生物基礎

生物基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問4題構成の総解答数22問で、代謝とATPや遺伝情報とDNA、体内環境と恒常性、生態系の構成などに関する問題が出題されました。

・生物

生物のすべての範囲から出題されます。2023年度前期A日程は大問4題構成の総解答数22問で、バイオテクノロジーや生殖と発生、生物の体のつくりとはたらき、生物の進化と系統などに関する問題が出題されました。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

基礎学力確認テストの試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間50分の100点満点で、国語・数学・英語の3教科総合科目型の試験です。解答形式は、すべて選択式となります。2023年度は大問9題構成で、大問1.2が国語、大問3~6が数学、大問7~9は英語に関する問題が出題されました。国語は漢字の送り仮名や対義語、四字熟語、語句の意味、カタカナ語の意味などの知識問題と読解問題、数学は絶対値や2次関数、図形の面積、確率、整数、三角比などに関する問題、英語は語句の意味や類義語、並び替え、会話文、読解問題などで、基礎学力の定着が問われました。各科目の基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式などを確認しておくと良いでしょう。

〈保健看護学部・リハビリテーション学部・医療技術学部・医療福祉マネジメント学部と同様〉

 

 

川崎医療福祉大学医療福祉学部基本情報

公式サイト

川崎医療福祉大学医療福祉学部:https://w.kawasaki-m.ac.jp/dept/welfare/

 

基本情報

創立年

1991年

生徒数

798人(2023年05月時点)

教育理念

医療福祉の視点(医学モデルと社会モデルを統合した視点)を基本に位置づけ、人々の生活や健康問題に関わる医療福祉サービスを市民のために提供できる実践科学の担い手を養成する。

 

引用:川崎医療福祉大学 – 医療福祉学部

 

川崎医療福祉大学医療福祉学部の特徴

川崎医療福祉大学医療福祉学部は、【医療福祉学科】【臨床心理学科】【子ども医療福祉学科】の3学科で構成されています。

【医療福祉学科】

コース制を採用しており、〈社会福祉士コース〉〈医療ソーシャルワーカーコース〉〈精神保健福祉士コース〉〈特別支援学校教員免許コース〉から選択・履修することができます。実践力を身に付けるための実習・演習科目を豊富に設定しています。 【臨床心理学科】心の科学的理解をベースに、心理検査や心理療法などの高度な専門知識・技能を習得します。国家資格である「公認心理士」対応カリキュラムを編成しています。

【子ども医療福祉学科】

保育士・幼稚園教諭に加え、精神保健福祉士の資格取得を目指すことができます。こども園や川崎医科⼤学附属病院等、様々な状況に対応できる実習環境が用意されています。

 

 

川崎医療福祉大学医療福祉学部キャンパス情報

キャンパス

〒701-0193 岡山県倉敷市松島288

 

 

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