大学入試情報・受験対策
新潟薬科大学医療技術学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策
※本記事は2023年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。
新潟薬科大学医療技術学部に合格するための受験対策
偏差値・難易度
新潟薬科大学医療技術学部の偏差値は、入試方式によって異なり47.0～48.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、4.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は、1.0～1.1倍となります。
入試の特徴・合格するための勉強のポイント
新潟薬科大学医療技術学部の入試は、学校推薦型選抜と一般選抜の大きく分けて2種類となります。さらに、学校推薦型選抜は一般公募（専願制）と指定校制（Ⅰ期）の2種類、一般選抜は個別方式（Ⅰ～Ⅱ期）と大学入学共通テスト利用方式（A～C方式）の2種類に分かれています。一般選抜の個別方式は、〈英語・理科〉〈数学と国語から1科目選択〉〈主体性をもって活動したことについての簡単な作文〉〈書類審査〉の結果を総合的に判断し合否を決定します。科目による配点の差は無いため、苦手科目を作らないようバランスよく学習することが大切です。その他の入試方式の内容については、学生募集要項や入試ガイドで詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行いましょう。
新潟薬科大学医療技術学部の科目別傾向と対策
国語の試験傾向と対策
《一般選抜 Ⅰ期A日程》
試験時間60分の100点満点で、国語総合（古文・漢文を除く）から出題されます。2023年度は大問3題構成で、すべて読解問題です。内容把握に関する問題のほか、漢字の読み書きや語句の意味、慣用句に関する問題も含まれており、国語の総合的な力が問われました。また、40字以内や60字以内で記述する問題も複数出題されるため、読解力だけでなく記述力や表現力も必要となります。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。
〈応用生命科学部（応用生命科学科）・看護学部と同様〉
数学の試験傾向と対策
《一般選抜 Ⅰ期A日程》
試験時間60分の100点満点で、出題範囲は〈数学Ⅰ・A〉もしくは〈数学Ⅰ・Ⅱ・A（場合の数と確率、整数の性質）・B（数列、ベクトル）〉のいずれかで、出願時に選択します。2023年度は大問2題構成で、〈数学Ⅰ・A〉では因数分解や2次不等式、2次関数、三角比、確率、図形の面積、〈数学Ⅰ・Ⅱ・A・B〉ではデータの分析や場合の数、三角比、ベクトル、座標平面上の曲線などに関する問題が出題されました。大問2の設問2は解答に至るまでの過程の記述も必要で、その他の設問は穴埋め式となります。各分野の基礎知識をしっかりと身につけたうえで、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。
〈看護学部と同様〉
英語の試験傾向と対策
《一般選抜 Ⅰ期A日程》
試験時間60分の100点満点で、解答形式は選択式と記述式となります。2023年度は大問5題構成で、長文読解問題や適語補充問題、並び替え問題などが出題されました。長文読解問題では、内容把握に関する設問のほか、並び替え問題や英文和訳問題による語彙力や文法力を問う問題も含まれます。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式などを確認しておくと良いでしょう。
〈薬学部・応用生命科学部・看護学部と同様〉
理科の試験傾向と対策
《一般選抜 Ⅰ期A日程》
試験時間60分の100点満点で、物理基礎・物理／化学基礎・化学／生物基礎・生物から1科目もしくは物理基礎／化学基礎／生物基礎から2科目を事前に選択して出願します。
・物理
物理基礎・物理のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問4題構成で、力と運動や電気と磁気、音波と振動、熱と気体などに関する問題が出題されました。計算問題が複数出題されるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、出題傾向や形式を確認するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。
・化学
化学基礎・化学のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問4題構成で、電子核と電子配置や溶解、電池と電気分解、異性体などに関する問題が出題されました。語句などの知識を問う問題のほか計算問題や説明記述問題、図示問題、構造式を書く問題など設問内容は多岐にわたります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式に慣れておきましょう。
・生物
生物基礎・生物のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問3題構成で、細胞や遺伝情報とDNA、ニューロンとその興奮などに関する問題が出題されました。設問内容は、語句などの知識を問う問題のほか正誤問題、図示問題、説明記述問題となります。各分野の基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。
・物理基礎
物理基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問3題構成で、運動とエネルギーや比熱、電気、消費電力、音波と振動などに関する問題が出題されました。設問数はそれぞれ3～4問程度と少ないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。
・化学基礎
化学基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問2題構成で、電子核と電子配置や溶解、mol濃度や体積などに関する問題が出題されました。計算問題だけでなく説明記述問題や図示問題なども出題されるため、出題形式に慣れておく必要があります。
・生物基礎
生物基礎のすべての範囲から出題されます。2023年度は大問2題構成で、細胞とエネルギーや体内環境を調節する器官に関する問題が出題されました。設問内容は、語句などの知識を問う問題のほか、正誤問題や説明記述問題となります。説明記述問題では、普段の演習から分かりやすく簡潔に記述する練習を行うことが大切です。
〈看護学部と同様〉
新潟薬科大学医療技術学部基本情報
公式サイト
新潟薬科大学医療技術学部：https://www.nupals.ac.jp/newdepts/ct/
基本情報
創立年
2023年
生徒数
62人（2023年04月時点）
教育理念
教育研究上の目的
医療技術学部は「実学一体」の精神のもと、臨床検査学に係る専門知識・技能を習得し、医療人に適う倫理観と豊かな人間性をもち、問題解決能力と実践力を身につけ、医療の進展に資する研究心を有し、地域における人々の健康増進や公衆衛生の向上に貢献する臨床検査技師を育成することを目的とする。
新潟薬科大学医療技術学部の特徴
新潟薬科大学医療技術学部は、2023年4月に開設された新しい学部で、“個別化医療（テーラーメイド医療）”に貢献できる臨床検査技師の育成に取り組んでいます。看護学部、薬学部と協同したチーム医療（多職種連携）教育も実施しており、臨床検査に関する高度な知識と技術はもとより、チーム医療に貢献できる高い倫理観と教養、コミュニケーション力を身につけることができます。アドバイザー制度をはじめ、臨床検査技師国家試験に向けての手厚い&充実のサポート制度が整えられています。
新潟薬科大学医療技術学部キャンパス情報
新津キャンパス
住所：〒956-8603 新潟県新潟市秋葉区東島265番地1
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