愛知工業大学工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年9月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

愛知工業大学工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

愛知工業大学工学部の偏差値は、学科や専攻、入試方式によって異なり40.0〜50.0程度となります。大学入学共通テストでは、4.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の倍率は1.1~9.0倍となり、土木工学科 土木工学専攻の後期日程M方式が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

愛知工業大学工学部の一般選抜は、「前期日程(A方式/Aw方式/M方式)」と「後期日程M方式」の4つの方式があります。「A方式」は3教科の学力試験(記述式)、「Aw方式」は「A方式」の高得点1教科1科目を2倍にした3教科、「M方式」では3教科の学力試験(マークセンス式)を受験し高得点2教科でそれぞれ判定されます。試験科目は、各方式とも全専攻が選択できる3教科【理系型】と、都市デザイン専攻と住居デザイン専攻のみが選択できる3教科【文系型】の2種類あります。試験科目や配点、その他の選抜方式などの詳細は、必ず学生募集要項で確認し、自分にあった方式を選択して受験することが大切です。

 

 

愛知工業大学工学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2024年度 一般選抜》

文系型のみ選択可能です。試験時間60分の200点満点で、出題範囲は国語総合(古文・漢文を除く)・現代文Bとなります。解答形式は、A方式が記述式、M方式はマークセンス方式です。

〈経営学部・情報科学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

文系型は数学Ⅰ・Aから、理系型は数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(数列・ベクトル)から出題されます。試験時間は、理系型A方式のみ90分、それ以外は60分の試験となり、配点は200点満点です。解答形式は、A方式が記述式、M方式はマークセンス方式となります。

 

・理系型(A方式)

大問2題構成で、空欄補充形式の小問集合1題と、記述式1題となります。小問集合は、出題範囲から満遍なく出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。記述式の問題は数学Ⅲから出題されることが多く、微積分や数列の極限などが頻出傾向にあります。全体的に基本~標準レベルの問題が中心となるため、試験範囲の基礎的な内容を確実に押さえましょう。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分を確認しておくことも大切です。

〈経営学部・情報科学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

文系型・理系型ともに必須科目です。試験時間60分の200点満点で、解答形式は、A方式が記述式、M方式はマークセンス方式となります。

 

・A方式

大問5題構成で、長文読解問題、文法・語法問題、会話文問題が出題されており、文法・語法問題の割合が高くなっています。全体的な難易度は基礎~標準レベルとなるため、英単語や熟語、文法、会話表現など基礎固めをしっかりと行いましょう。速読力を養うために、多くの長文読解問題に取り組むことも大切です。

〈経営学部・情報科学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2024年度 一般選抜》

文系型のみ選択可能です。試験時間60分の200点満点で、日本史B・現代社会から1科目を試験当日に選択して受験します。解答形式は、A方式が記述式、M方式はマークセンス方式となります。

〈経営学部・情報科学部と同様〉

 

理科の試験傾向と対策

《一般選抜》

理系型のみ解答します。試験時間60分の200点満点で、物理・化学から1科目を試験当日に選択して受験します。解答形式は、A方式が記述式、M方式はマークセンス方式となります。

 

・物理(A方式)

大問2題構成で、空欄補充形式の小問集合1題と記述式1題となります。大問1は、力学、電磁気、波動、熱力学の各分野から満遍なく、大問2は力学分野から出題されます。全体的に基本レベルの問題が中心となりますが、力学は頻出分野のため標準レベルの問題にも取り組んでおくことが大切です。

 

・化学(A方式)

大問3題構成で、小問集合、理論化学、有機化学がそれぞれ1題ずつ出題されます。化学基礎・化学の内容が幅広く問われるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しておくことが大切です。全体的に、基礎~標準レベルの問題が中心となります。基礎をしっかりと押さえ、問題集などで演習を重ねましょう。

 

〈経営学部・情報科学部と同様〉

 

 

愛知工業大学工学部基本情報

公式サイト

愛知工業大学工学部:https://www.ait.ac.jp/faculty/engineering/

 

基本情報

創立年

2009年

生徒数

4,376人(2022年5月1日時点)

教育理念

人材養成及び教育研究上の目的

工学倫理を身につけた広く社会に貢献できる技術者を育成するため、人間性の向上と創造力の涵養の下に、「ものづくり」に携わる技術者として工学全般に関わる豊かな学識を修め、かつ実践的な技術力及び応用能力を養うことを目的とする。

 

引用元:愛知工業大学人材養成及び教育研究上の目的に関する規程

 

愛知工業大学工学部の特徴

愛知工業大学工学部は、【電気学科】【応用化学科】【機械学科】【土木工学科】【建築学科】の5学科で構成されています。「ものづくり」業界に貢献できる人材育成に向け「実学教育」を展開しています。各学科にはそれぞれ2つの専攻があり、どの専攻でも最先端の研究施設による教育を受けることができます。土木工学科は、2024年4月より【社会基盤学科】へ名称が変更になります。

 

 

愛知工業大学工学部キャンパス情報

八草キャンパス

学部:工学部・経営学部(経営学科スポーツマネジメント専攻)・情報科学部

住所:〒470-0392 愛知県豊田市八草町八千草1247

 

 

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