佛教大学歴史学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

佛教大学歴史学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

佛教大学歴史学部の偏差値は42.5程度で、大学入学共通テストにおいては6.5割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.0~20.5倍で、B日程スタンダード2科目方式の歴史学科が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

佛教大学歴史学部は入試方式が複数に分かれており、総合型選抜・学校推薦型選抜・一般選抜・大学入学共通テスト利用選抜などがあります。一般選抜はA日程とB日程の2日程実施され、A日程は2科目型と3科目型に分かれています。試験内容はA日程2科目型とB日程が〈英語〉〈国語もしくは数学〉、A日程3科目型が〈国語、英語〉〈日本史、世界史、数学、現代社会・政治経済のいずれか1科目〉となります。科目による配点の差は無いため、苦手科目を作らないようまんべんなく学習することが大切です。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

〈仏教学部・文学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉

 

 

佛教大学歴史学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問2題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。大問1は評論文、大問2は小説もしくは古文のいずれかを選択して解答します。評論文は、年度によって出題テーマが異なりますが、難易度は標準レベルとなります。設問の前半では、漢字の読み書きや語句の知識を問う問題が出題されます。小説は、評論文よりやや難度が高くなっています。「登場人物の心情を把握すること」を意識して、選択問題を中心とした問題集にたくさん取り組みましょう。古文は、読解力と古文に関する基礎知識が求められます。口語訳や語彙・文法、文学史に関する問題も出題されるため、確実に得点できるよう古文単語と古典文法はマスターしておきましょう。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈仏教学部・文学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。数学Ⅰ・Aのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。特に、数と式、データの分析、2次関数、図形と計量、場合の数と確率、整数などが頻出分野となります。全体的な難易度は標準レベルとなりますが、一部、計算量が多かったり、思考力が必要な問題も含まれます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

〈仏教学部・文学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉

英語の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式です。大問1が長文読解問題、大問2が会話文問題、大問3.4が知識問題で、全体的な難易度は標準レベルとなります。長文読解問題は比較的読みやすい内容となっていますが、設問数が多いため、速読力を身につけスピーディーに解答できるようになっておきましょう。会話文問題は比較的長めのやり取りで、空所補充や内容一致、下線部の意味などが問われます。会話文を読む前に設問内容を確認し、登場人物の関係性や状況を予想しておくと良いでしょう。知識問題では、発音やアクセント、語彙・文法、整序英作文などが出題されます。確実に得点できるよう、単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけておく必要があります。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

〈仏教学部・文学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部・保健医療技術学部と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《一般選抜A日程(3科目型)》

例年、試験時間60分で、解答形式はすべてマークシート方式です。

 

・日本史 大問4題構成で、日本史Bの近世・近現代を中心に出題されます。社会経済史や外交史からの出題が多くなっています。地図や史料を用いた問題も頻出となるため、教科書や史料集、地図帳などにはしっかりと目を通しておきましょう。年代整序問題や文章選択問題なども出題されており、それぞれの事象について時代背景を含めた正確な理解が求められます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。

 

・世界史 大問4題構成で、世界史Bの古代史を中心に出題されます。分野別では、政治史や文化史が中心となります。また、地図を用いた問題や年代関連の問題も頻出となるため、重要語句を中心に地理と年代を整理しておく必要があります。全体的な難易度は標準レベルとなるため、基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。

 

・現代社会、政治経済 大問4題構成で、現代社会と政治・経済の共通分野から出題されます。グラフの読み取りと正確性が問われます。全体的な難易度は標準レベルですが、グラフ問題などでは思考力が必要となります。試験時間には余裕があるため、しっかり吟味して正確に解答することを心がけましょう。また、時事問題も出題されるため、教科書や史料集を用いた学習だけでなく、ニュースや新聞などにも目を通しておくことが大切です。

 

〈仏教学部・文学部・教育学部・社会学部・社会福祉学部と同様〉

 

 

佛教大学歴史学部基本情報

公式サイト

佛教大学歴史学部:https://www.bukkyo-u.ac.jp/faculty/history/

 

基本情報

創立年

2010年

生徒数

812人(2023年5月1日時点)

教育理念

人材養成の目的

1.建学の理念に基づき、過去から現代に至る人間の営みを見つめることを通して、「人間力」をもった人材を養成する

2.学士課程の学修を通して、社会人として必要な教養や技能を身につけた人材を養成する

3.歴史学の学修を通して、時間的・空間的な多様性を理解し、自己とそれを取り巻く文化・社会を客観的にみつめることができる人材を養成する

4.歴史学や関連諸学の学修を通じて、人間・社会・文化等の歴史的な事象について、幅広い知識と多様性に対する理解に裏打ちされた洞察力と判断力を備えた人材を養成する

5.学修の成果を活用して現代社会と能動的に向き合い、学修を通じて体得した多様な方法論と実践力をもって問題解決に取り組む人材を養成する

 

引用元:歴史学部の教育研究上の目的

 

佛教大学歴史学部の特徴

佛教大学歴史学部は、【歴史学科】と【歴史文化学科】の2学科で構成されています。

【歴史学科】文献読解を中心に、歴史学を追究します。〈日本史〉〈東洋史〉〈西洋史〉の3つの領域が設置されており、1年次に3領域を広く学び、2年次から、2つの領域を主専攻・副専攻として選択します。

【歴史文化学科】文献や遺物だけでなく祭礼や民話など有形・無形のモノから真実を追究します。1年生に歴史文化を幅広く学び、2年次から〈民俗文化〉〈地域文化〉〈芸術文化〉の内、2つを主専攻・副専攻として選択します。

 

 

佛教大学歴史学部キャンパス情報

紫野キャンパス

〒603-8301 京都府京都市北区紫野北花ノ坊町96

 

 

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