中部大学国際関係学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年8月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

中部大学国際関係学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

中部大学国際関係学部の偏差値は、入試方式によって異なりますが37.5~40.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5.5~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜前期入試の入試競争倍率は1.3~1.5倍で、前期入試AM方式が最も低く、合格を狙いやすい入試方式といえます。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

中部大学国際関係学部の一般選抜は、大きく分けて前期入試、共通テスト利用入試、後期入試があります。さらに、前期入試はA方式、B方式(高得点2教科/高得点1教科)、AM方式(高得点3教科)、BM方式(高得点2教科)の5種類、共通テスト利用入試は前期・後期それぞれ2教科/3教科/5教科の6種類に分かれています。前期入試と後期入試は、個別学力検査等の結果で合否判定を行います。試験科目について、前期入試は英語必須、国語・世界史B・日本史B・地理B・政治経済・数学から必要科目数分選択(教科の組み合わせに制限有あり)、後期入試は英語必須、国語もしくは数学から1科目を選択して受験します。試験時間や配点、その他の入試方式については、入学試験要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択しましょう。

 

 

中部大学国際関係学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2023年度 前期入試A方式・B方式》

試験時間60分の100点満点で、大問3題構成となります。解答形式は大問1.2がマーク式、大問3が記述式の併用です。大問1.2は現代文の長文読解問題で、内容把握に関する問題のほか、漢字や語句の意味、慣用句、類義語、四字熟語、接続詞、品詞などの知識問題も出題されます。大問3は短めの文章を読んだうえで、漢字の部首名や書き取り、文学史、品詞、動詞の活用形などの言葉の知識に関する問題に解答します。日ごろから読書などを通して速読力や精読力を養うだけでなく、さまざまな知識を身につけるための学習が必要となります。また、出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

〈経営情報学部・人文学部・応用生物学部・生命健康科学部・現代教育学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《2023年度 前期入試A方式・B方式》

試験時間60分の100点満点で、大問3題構成となります。数学Ⅰ・A(場合の数と確率、図形の性質)から出題されます。大問1は小問集合で解答形式はマーク式、大問2以降は単元ごとの問題で解答形式は記述式の併用となります。記述式解答の問題は結論だけでなく、結論に至る過程の記述も必要となるため、分かりやすく簡潔に述べる練習が必要です。設問数はそれほど多くないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。また、複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

〈経営情報学部・人文学部・応用生物学部・生命健康科学部・現代教育学部(幼児教育学科、現代教育学科現代教育専攻)と同様〉

 

 

英語の試験傾向と対策

《2023年度 前期入試A方式・B方式》

試験時間60分の100点満点で、大問5題構成の設問数40問となります。解答形式は、すべてマーク式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意が必要です。長文読解や適語補充、会話文、同義語、並べ替えなど、さまざまな問題形式で、読解力や語彙力、文法力が問われます。長文読解問題は設問文も英語となっているため、出題形式に慣れておくことが大切です。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式、時間配分などをしっかり確認しておきましょう。

 

〈工学部・経営情報学部・人文学部・応用生物学部・生命健康科学部・現代教育学部・理工学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《2023年度 前期入試A方式・B方式》

どの分野も試験時間60分の100点満点で、大問4題構成となります。解答形式は、すべてマーク式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。

 

・世界史

総設問数は32問程度となります。中国史、イスラーム世界、オリエント世界、ローマ帝国、ヨーロッパ世界、イラン世界など、世界各国のそれぞれの時代の出来事について問われます。人物名や国名、戦の名前などの知識問題から、年代順の並び替え問題、正誤問題、下線部の内容把握に関する問題など、設問内容は多岐にわたります。苦手分野を作らないようバランスよく学習した上で、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておきましょう。

 

・日本史

総設問数は32問程度となります。古代~近現代の政治史・社会史・文化史に関する問題が出題されます。幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。また、人物名や国名、戦の名前などの知識問題から、年代順の並び替え問題、正誤問題、下線部の内容把握に関する問題など、設問内容は多岐にわたります。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておきましょう。

 

・地理

総設問数は35問程度となります。設問形式は、各大問ごとに文章が与えられ、穴埋め形式で語句を選択する問題や下線部に関する問題が中心となり、地図や図表、グラフなどの資料を含む問題も出題されます。農業や工業、輸出入、地形、気候、都市、居住問題など、出題範囲は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習しましょう。

 

・政治経済

総設問数は50問程度で、各大問ごとに文章が与えられ、穴埋め形式で語句を選択する問題や下線部に関する問題が中心となります。国際政治や選挙制度、地方自治、国際経済体制、中小企業、人権、民主政治、市場機構など、出題範囲は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。また、設問数が他の社会科目に比べて多いため、時間配分には注意しましょう。

 

〈経営情報学部・人文学部・現代教育学部と同様〉

 

 

中部大学国際関係学部基本情報

公式サイト

中部大学国際関係学部:https://www.chubu.ac.jp/academics/international/

基本情報

創立年

1984年

生徒数

554人(2023年5月1日現在)

教育理念

社会科学ならびに人文科学の立場から、国際関係・国際文化の動向・諸要因を政治・経済・社会・文化等の諸分野について総合的・包括的、グローバルかつローカルな視点から考察し、国際化する社会のさまざまな現場で、実際に活躍できる有為の人間を育成する。

 

引用元:教育研究上の目的

 

中部大学国際関係学部の特徴

中部大学国際関係学部では、広く柔軟な「国際学」を学び、「行動できる、心豊かな人間」となることを目指します。【国際学科】1学科制となり、文化、経済、政治、民族、宗教など、多様な学問領域、さまざまな地域・言語を学ぶことができます。1年次から英語に加えて、中国語、ドイツ語などから+1言語を学ぶ2言語習得プログラムを展開しています。また、24か国・地域53大学・機関との間に学術交流協定等を結んでおり、留学や研修など、多彩な国際プログラムも用意しています。そのほか、初年次から4年間、担当教員がつくなどきめ細かなサポートを行っています。

 

 

中部大学国際関係学部キャンパス情報

春日井キャンパス

住所:〒487-8501 愛知県春日井市松本町1200

 

 

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