京都薬科大学薬学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

京都薬科大学薬学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

京都薬科大学薬学部の偏差値は52.5程度で、大学入学共通テストにおいては7割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は、学校推薦型選抜が1.0～2.4倍、一般選抜が1.8～3.2倍となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

京都薬科大学の入試は、学校推薦型選抜と一般選抜の大きく2種類となります。さらに、学校推薦型選抜は指定校制と一般公募制の2種類、一般選抜はA方式（共通テスト前期）・B方式（一般入試）・C方式（共通テスト後期）の3種類に分かれています。A日程は4教科5科目の大学入学共通テスト、B日程は3教科の大学独自試験、C日程は2教科2科目の大学入学共通テストと調査書、志望理由書で選抜を行います。募集要項で必要科目を確認し、苦手科目を作らないようバランスよく学習しましょう。また、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことも大切です。

 

 

京都薬科大学薬学部の科目別傾向と対策

数学の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜 B日程》

試験時間90分で、200点満点となります。大問4題構成で、数学Ⅰ・Ⅱ・A・B（数列・ベクトル）から出題されます。幅広い範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。2023年度は、対数関数や座標空間、ベクトル、確率などに関する問題が出題されました。全体的な難易度は基礎～標準レベルとなりますが、一部難度の高い問題も含まれます。解答形式は空所補充の記述式となり、途中式で部分点をもらうことができないため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう丁寧な解答を心がけましょう。出題傾向や形式を把握するため、複数年分の過去問に取り組むことも大切です。

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜 B日程》

試験時間90分の200点満点で、解答形式は選択式と記述式となります。大問3題構成で、長文読解問題や会話文問題が出題されます。長文読解問題では、化学系などの薬科大学の特性を活かした専門的なテーマが頻出です。設問内容は、空所補充や内容一致、語句整序、要約など多岐にわたります。会話文問題は、内容理解に関する問題を中心に出題されます。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。

 

理科の試験傾向と対策

《2023年度一般選抜 B日程》

・化学

試験時間90分の200点満点で、解答形式は選択式と記述式となります。有機化学分野が2題、無機化学分野と理論化学分野がそれぞれ1題ずつの大問4題構成です。化学基礎・化学のすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようまんべんなく学習することが大切です。実験に関する問題が複数出題されるため、しっかりと対策しておく必要があります。全体的な難易度は標準レベルですが、一部難度の高い問題も含まれるため、基礎知識をしっかりと身につけたうえで、たくさんの演習問題に取り組みましょう。

 

 

京都薬科大学薬学部基本情報

公式サイト

京都薬科大学薬学部：https://www.kyoto-phu.ac.jp/education_research/

 

基本情報

創立年

1949年

生徒数

437人（2023年5月1日時点）

教育理念

本学は高度の教育及び学術研究機関として、薬学の教育及び研究を推進することにより、生命の尊厳を基盤として人類の健康と福祉に貢献することを教育理念とする。

 

引用元：京都薬科大学｜教育理念・目的

 

京都薬科大学薬学部の特徴

京都薬科大学薬学部は、医療・創薬・生命科学に関する幅広い専門知識に基づいた思考力と行動力に加え、豊かな教養と生命の尊厳を踏まえた高い倫理観を伴う人間性を兼備した薬剤師を育成しています。カリキュラムにおいては、初期導入教育やヒューマニズム教育を充実させています。また、IT、数学、統計について体系的に学習できるように編成しているほか、外国語教育にも力を入れています。

 

 

京都薬科大学薬学部キャンパス情報

本校地キャンパス

住所：〒607-8414 京都府京都市山科区御陵中内町5

南校地キャンパス

住所：〒607-8412 京都府京都市山科区御陵四丁野町1

 

 

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