松山大学経済学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年12月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

松山大学経済学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

松山大学経済学部の偏差値は37.5程度で、大学入学共通テストにおいては5.5割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は1.00~1.57倍で、総合型選抜が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

松山大学経済学部の入試は、一般選抜・総合型選抜・学校推薦型選抜・特別選抜の大きく分けて4種類となります。一般選抜は1日程のみ実施され、学力検査の結果と出願書類との総合評価で合否判定を行います。試験内容は〈国語・英語〉〈世界史B・日本史B・地理B・現代社会・政治経済・数学のいずれか1科目〉の計3科目となります。科目による配点の差は無いため、苦手科目を作らないようバランスよく学習することが大切です。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、それぞれの入試方式に合った対策を行いましょう。

〈経営学部と同様〉

 

 

松山大学経済学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間70分の100点満点で、解答形式はすべてマーク式となります。2023年度は大問2題構成で、古文と漢文を除く国語総合から出題されました。2題とも長文読解問題となっており、内容把握に関する問題のほか、四字熟語や語句の意味、副詞、漢字などの知識問題も含まれます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておきましょう。

〈経営学部・人文学部・法学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間60分の100点満点で、解答形式はすべてマーク式となります。数学Ⅰ・Aのすべての範囲から出題されるため、苦手分野を作らないようバランスよく学習することが大切です。2023年度は大問4題構成で、因数分解や連立不等式、図形の体積、2次関数、整数、場合の数、平均値などに関する問題が出題されました。各分野の基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分などを確認しておくと良いでしょう。

〈経営学部・法学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間70分の100点満点となります。解答形式はすべてマーク式となるため、マークミスやマーク漏れなどのケアレスミスには注意しましょう。2023年度は大問3題構成で、長文読解問題、空所補充問題、並び替え問題、会話文問題などが出題されました。長文読解問題では内容把握に関する問題のほか、発音や下線部分の意味に最も近い内容を選択する知識問題も含まれます。単語や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけたうえで、複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくことが大切です。

〈経営学部・法学部と同様〉

 

地歴公民の試験傾向と対策

《一般選抜》

試験時間60分の100点満点で、解答形式はすべてマーク式となります。

 

・日本史B

2023年度は大問4題構成の総解答数39問で、古代から近現代にかけての幅広い時代の社会史・政治史・文化史に関する問題が出題されました。各大問につき1~2つのリード文が用意されており、空所補充や下線部分に関する設問に解答する形式で、各分野への理解が問われました。「正しいものを1つ選べ」「不適当なものを2つ選べ」「正しいものをそれぞれ選べ」など、選択の方法がそれぞれ異なるため、ケアレスミスをしないよう設問文にはしっかりと目を通しておきましょう。

 

・世界史B

2023年度は大問3題構成の総解答数35問で、モンゴル帝国や近現代におけるアメリカの動向、大航海時代におけるヨーロッパ諸国の動きなどに関する問題が出題されました。各大問につき1~3つのリード文が用意されており、空所補充や下線部分に関する設問に解答する形式で、各分野への理解が問われました。リード文の内容を正確に理解する読解力が必要となります。それぞれの時代の出来事と歴史的背景を意識しながら、各分野をまんべんなく学習しておきましょう。

 

・地理B

2023年度は大問5題構成の総解答数38問で、ヨーロッパの地形や韓国の地形や宗教、エネルギー資源、赤道などに関する問題が出題されました。大問ごとにリード文と地図や図表、グラフなどが用意されています。リード文の内容を正確に理解する力や、与えられた資料の内容を的確に読み取る力が求められます。一定の地域に偏ることなく、まんべんなく学習することが大切です。

 

・現代社会

2023年度は大問3題構成の総解答数52問で、資本主義経済や近代的民主主義国家、冷戦、日本国憲法、宗教などに関する問題が出題されました。大問1.3ではリード文をもとに、空所補充問題が出題されたり、下線部分の内容について問われます。大問2は3つの文章が用意されており、それぞれ指定の箇所(下線部分)の内容が合っているかどうかの正誤問題となります。独自の出題形式となるため、複数年分の過去問演習で出題形式に慣れておくと良いでしょう。

 

・政治経済

2023年度は大問3題構成の総解答数52問で、資本主義経済や近代的民主主義国家、冷戦、日本国憲法、発展途上国などに関する問題が出題されました。大問1.3ではリード文をもとに、空所補充問題が出題されたり、下線部分の内容について問われます。大問2は3つの文章が用意されており、それぞれ指定の箇所(下線部分)の内容が合っているかどうかの正誤問題となります。独自の出題形式となるため、複数年分の過去問演習で出題形式に慣れておくと良いでしょう。

 

〈経営学部・法学部と同様〉

 

 

松山大学経済学部基本情報

公式サイト

松山大学経済学部:https://www.matsuyama-u.ac.jp/faculty/keizai/top/

 

基本情報

創立年

1962年

生徒数

1,644人(2023年5月1日現在)

教育理念

経済学部は、松山大学の校訓「三実」(「真実」「実用」「忠実」)の精神を踏まえ、「国際化」、「情報化」、「総合化」、「地域・環境・人間重視」を学部教育の根幹とし、経済学の基礎・応用力をもった将来の経済人を育てることを教育目的とする。また、現代の複雑で多様な社会にあって、社会に即応した問題発見能力や問題解決能力を備えた人材育成を行う。

経済学部は、地域・国民・国際社会で求められる、開放的な思考方式と合理性に基づいた、経済学の専門知識と分析能力を備え、能動的に活躍できる人材の育成を目標とする。

目標を達成するために、経済・社会事象を効率性と正義の両面から洞察・分析する学問の教育・研究に携わっていることを常に認識し、最新の情報や知識を的確に捉え、専門性の高い教育・研究活動を行う。

 

引用元:教育目的と教育目標(松山大学) – 松山大学

 

松山大学経済学部の特徴

松山大学経済学部は、【経営学科】1学科制で、基礎から応用まで、経済学の各分野を広く深く学ぶことができます。カリキュラムには、経済について学ぶ「専門基礎科目群/専門応用科目群」や、四国・愛媛の地域課題に現実的に取り組む「地域専門科目群」が設置されています。「地域専門科目群」には、「愛媛経済論」をはじめとする地域経済を学ぶ科目や、地元企業から講師を招いて実施する「松山市の経済と課題」、「愛媛県の経済と課題」などが用意されています。また、学部独自プログラムとして「上海研修」があり、現地でのフィールドワークを通じて国際感覚を磨くことができます。そのほか、少人数制のゼミ(演習)が全学年で必修化されています。

 

 

松山大学経済学部キャンパス情報

文京キャンパス

学部:全学部

住所:〒790-8578 愛媛県松山市文京町4番地2

樋又キャンパス

学部:全学部

住所:〒790-8578 愛媛県松山市文京町4番地2

 

 

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