日本女子大学人間社会学部に受かるには？入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

日本女子大学人間社会学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

日本女子大学人間社会学部の偏差値は、学科や入試方式によって異なりますが50.0～60.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、7～8割程度の得点率が求められます。2023年度一般選抜の入試競争倍率は1.5～7.0倍で、心理学科の英語外部試験利用型が最も高くなっています。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

日本女子大学人間社会学部の入試は、一般選抜入学試験・総合型選抜入学試験・学校推薦選抜入学試験・外国人留学生入学試験・社会人入学試験・編入学試験・学士入学試験の大きく7種類となります。一般選抜入学試験はさらに、個別選抜型・英語外部試験利用型・大学入学共通テスト利用型（前期・後期）に分かれています。個別選抜型について、各学科とも外国語と国語が必須、地理歴史と数学から1科目選択の計3科目の受験が必要となります。募集要項で詳細を確認し、受験科目に合った対策を行いましょう。

 

 

日本女子大学人間社会学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《個別選抜型》

例年、試験時間90分で、国語総合・現代文B・古典B（漢文除く）から出題されます。難易度の高い評論文から出題され、記述型問題では漢字の書き取りや抜き出し、傍線部の説明など、選択型問題では空欄補充や傍線部の説明、問題文全体の構成の説明などに関する問題で、国語の総合力がみられます。説明記述問題は大問ごとに出題され、文字数の制限がそれぞれ異なります。複数年分の過去問や評論文を用いた問題集などで演習を重ね、柔軟な文章読解力を養うことが大切です。

 

〈文学部と同様〉

 

数学の試験傾向と対策

《個別選抜型》

例年、試験時間70分の大問3～4題構成で、解答形式はすべて記述式となります。出題範囲は数学Ⅰ・Ⅱ・A・B（数列・ベクトル）で、基本～標準レベルの問題を中心に、一部難度の高い問題も出題されます。計算量の多い問題も含まれるため、計算ミスなどのケアレスミスをしないよう注意しましょう。また、幅広い分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切ですが、特に、図形問題が頻出となるため、しっかりと基礎知識を身につけておく必要があります。出題傾向や形式、時間配分などを確認するため、複数年分の過去問に取り組むと良いでしょう。

 

〈家政学部と同様〉

 

英語の試験傾向と対策

《個別選抜型》

例年、試験時間90分の大問3題構成で、解答形式はマークシート方式と記述式の併用となります。読解問題が2題と和文英訳問題が1題出題されます。読解問題では、空欄補充問題や下線部の意味を問う問題、英文和訳問題、内容一致問題などで内容の理解が問われます。単語の意味や文法、イディオムなどの基礎知識をしっかりと身につけ、さまざまなテーマの文章に触れることで、速読力や精読力を養いましょう。和文英訳問題は最後の大問で出題され、他の受験生と差がつきやすい問題となります。基本的な表現や文例を学習した上で、演習に取り組みましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

地歴公民の試験傾向と対策

《個別選抜型》

・日本史

例年、試験時間70分の大問4題構成となります。設問の半数近くは記述式の問題となるため、記述力が重要となります。全時代の幅広い範囲からまんべんなく出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。史料問題が頻出となるため、それぞれの史料から内容を正確に読み取る力が必要となります。教科書だけでなく史料集や年表などにも目を通しておきましょう。

 

・世界史

例年、試験時間70分の大問4題構成となります。全体的な難易度は標準レベルで、基本用語を解答する問題が中心となります。記述問題も含まれるため、教科書や用語集に記載されている重要語句はしっかりと覚えておきましょう。複数年分の過去問演習で、出題傾向や形式を把握しておくことも大切です。

 

 

日本女子大学人間社会学部基本情報

公式サイト

日本女子大学人間社会学部：https://www.jwu.ac.jp/unv/academics/integrated_arts_and_social_sciences/index.html

基本情報

創立年

1990年

生徒数

1,994人（2022年05月時点）

教育理念

人間社会学部は、人間の視点から社会を、社会の視点から人間を、多様なアプローチのもとで専門的・実践的かつ総合的に学び、人間と社会についての幅広い教養と深い学識を身につけた意欲ある女性を育成することを目的とする。

 

引用元：日本女子大学人材養成・教育研究上の目的に関する規程

 

日本女子大学人間社会学部の特徴

日本女子大学人間社会学部は、「人間と社会」を総合的に学ぶ学部です。社会を多角的に分析し、問題解決能力を養う【現代社会学科】、広い視野から福祉を学び、共生社会を実現する意欲と深い知力を養う【社会福祉学科】、教育と現代社会に向き合い、課題へアプローチできる人材を育成する【教育学科】、「こころ」の働きに科学的・実践的にアプローチし、「こころ」の問題を幅広く複合的に探究する【心理学科】の4学科で構成されています。

 

 

日本女子大学人間社会学部キャンパス情報

目白キャンパス

住所：〒112-8681 東京都文京区目白台2丁目8の1

 

 

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