大阪産業大学デザイン工学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年6月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

大阪産業大学デザイン工学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

大阪産業大学デザイン工学部の偏差値は、入試方式によって差がありますが35.0~45.0程度となり、大阪産業大学の中では最も高くなっています。大学入学共通テストにおいては、4~6割程度の得点率が求められます。2023年度一般入試の実質倍率は、前期が1.00~2.24倍、中期・後期が1.00~4.00倍となっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

大阪産業大学デザイン工学部の一般選抜は、一般入学試験・大学入学共通テスト利用入学試験・大学入学共通テストプラス方式入学試験の大きく3種類となります。さらに、一般入試は前期(A・B・C日程)・中期・後期の3種類、大学入学共通テスト利用入学試験は前期・中期、大学入学共通テストプラス方式入学試験は前期・中期・後期に分かれています。入試方式によって、試験内容や出願方式、総合点などが異なるため、必ず募集要項で詳細を確認し、入試方法に合った対策を行いましょう。

〈国際学部・スポーツ健康学部・経営学部・経済学部・工学部と同様〉

 

大阪産業大学デザイン工学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

試験時間60分で、現代文1題のみの出題となります。設問は10問程度、総問題数は40問程度で、選択肢問題を中心に漢字の読みと空欄補充のみ記述問題となっています。本文量は日程によって異なりますが、5,000~6,500字程度の評論文か随筆文で、テーマは哲学・言語論・社会学など多岐にわたります。設問内容は、接続語や動詞、四字熟語、ことわざなどの空欄補充問題や脱文補充問題、漢字の読み書き問題、語彙問題、内容一致問題などとなります。文章自体は難解なものではありませんが、文章が長いため、根気強く読む力が必要です。また、知識問題も多数出題されるため、毎日コツコツ学習しことばの知識をしっかり身につけておきましょう。

〈国際学部・スポーツ健康学部・経営学部・経済学部・工学部(都市創造工学科)と同様〉

数学の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

・文系数学

試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。数学Ⅰ・Ⅱ・Aからの出題で、場合の数・確率・整数の性質・図形と計量・微積分・指数・対数が頻出です。難易度は、教科書の章末問題よりやや難しい程度となります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。基礎知識をしっかりと身につけた上で、教科書の章末問題や過去問、類似問題など多数の問題に取り組みましょう。

〈国際学部・スポーツ健康学部・経営学部・経済学部・工学部(都市創造工学科)と同様〉

 

・理系数学

一般前期入試と一般中期入試は、試験時間60分の大問2題構成です。大問1はマークシート方式で、小問は3題となります。ほとんどの問題は1つの問題に対して1つの分野が対応していますが、複数の分野が融合された問題も含まれます。大問2は完全記述式で、答えだけでなく途中式や説明の記述が必要となります。出題分野は確率や三角比、2次関数、指数、ベクトル、複素数平面などが頻出となるため、重点的に学習しましょう。 一般後期入試は、試験時間60分の大問4題構成です。解答形式はすべてマークシート方式で、各問題はそれぞれ1つの分野から出題されます。数と式、定積分で表された関数、不等式で表された領域、ベクトルなどの分野から出題されるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。 全体的に基本~標準レベルの問題となるため、基礎知識をしっかりと身につけて、標準的な入試問題集や参考書、過去問などを解き込み問題形式に慣れておくことが大切です。

〈工学部(都市創造工学科以外)と同様〉

英語の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

試験時間60分の100点満点で、大問数は前期A・B日程/中期A・B日程/後期日程が4題のマーク数30、前期C日程のみ5題のマーク数25と120語程度の自由英作文が出題されます。試験内容は250~350語程度の標準レベルの長文読解問題、4択空所補充による基礎から標準レベルで基礎文法や動詞・形容詞・類義語など基礎知識の定着を問う語法問題、与えられた4つの語を並び替えて適切な意味が通る英文を作る整序英作文問題、2つのパートに分かれたそれぞれの会話文の5つの空所を7つの英文から選択する会話文空所補充問題となります。前期C日程にのみ出題される自由英作文は、与えられた会話文を参考に、指定された書き出しの英文の続きを120語程度で完成させる形式となります。全体的に基礎から標準レベルの問題となりますが、制限時間内に完答するのはやや難しいため、複数年分の過去問演習で出題傾向や形式を把握するとともに、ペース配分も確認しておくと良いでしょう。

〈国際学部・スポーツ健康学部・経営学部・経済学部・工学部(都市創造工学科)と同様〉

地歴公民の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

・日本史

試験時間60分の大問3題構成です。総設問数は日程によって異なりますが35問程度となります。解答形式は大半がマークシート方式ですが、一部適切な語句を解答用紙に記入する記述問題も含まれます。記述問題の出題数は3~6問程度となります。出題形式は、下線部に関する問題や文章選択問題などとなり、古代から近現代・戦後にかけての幅広い範囲から出題されます。難易度は、全体的に基本レベルとなるため、各時代の基礎知識を偏りなく学習しましょう。

 

・世界史

大問3題構成で、小問は計35問となります。解答形式はすべてマークシート方式で、空欄補充と設問に対する語句を選択する問題を中心に出題されます。2~6問程度は、正文や誤文を選択する問題となります。地理的には、3題中2題が西洋史であることが多いですが、年度によって東洋史が2題となることもあります。東洋史は、中国以外のイスラーム世界や東南アジア、インド、朝鮮半島などからも出題されるため、注意が必要です。時代的には、現代史を含む全時代をまんべんなく学習しておきましょう。分野的には、政治史が中心となりますが、文化史も出題されます。近現代史や文化史、イスラーム世界からの問題など、出題範囲によっては難しく感じるかもしれませんが、すべて教科書に準拠した問題となるため、地域や時代、文化史をしっかりと学習しておくことが大切です。

 

・地理

試験時間60分で、大問3題、解答個数40個程度となります。解答形式はすべてマークシート方式で、4者択一が大半を占めます。適切な語句や地名を選択する問題が主体となりますが、共通テストにみられるような文章の読解を必要とする問題や統計表、グラフを読み解く問題も出題されます。自然環境や地球環境問題、資源・産業分野、地形図の読図問題、世界地誌などが頻出分野となるため、重点的に学習しましょう。難易度は基本から標準レベルで、一部難度の高い問題も含まれます。分布図や統計資料を用いた問題は、慣れが必要となるため、しっかり演習することが大切です。

 

・政治経済

試験時間60分の大問4題構成で、解答形式はすべてマークシート方式となります。解答数は35個程度で、解答は1個につき2~4点です。大問4題中2題は、長文のリード文を用いた問題、残りの2題は一問一答形式の問題となります。地球環境や労働問題、金融、日本国憲法、個人情報と情報公開、現代日本の政治など出題範囲は多岐にわたります。苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。ほとんどの問題が教科書に準拠した問題のため、全体的な難易度は標準レベルとなります。必要な基礎知識をしっかりと身につけ、高得点を狙いましょう。

〈国際学部・スポーツ健康学部・経営学部・経済学部・工学部(都市創造工学科)と同様〉

理科の試験傾向と対策

《2022年度 一般入試》

・物理

試験時間60分で、大問4題構成の設問は20題程度となります。解答形式はすべてマークシート方式で、選択肢から文字式や数値、グラフ、物理用語を選択します。出題範囲は物理基礎・物理の全分野となりますが、力学と電磁気分野は必出です。力学が2題、電磁気が1題で、残り1題は日程や年度によって異なり、波や熱力学、原子分野から出題されます。全体的に基本から標準レベルで、教科書の基礎的知識と思考能力が試される問題となります。一部難度の高い問題も含まれますが、苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

〈工学部と同様〉

 

・化学

大問2題構成で、設問数は25題となります。解答形式はすべてマークシート方式で、各小問は5択です。化学基礎・化学の幅広い範囲から出題され、大問Ⅰが知識問題、大問Ⅱが計算問題となります。純物質と混合物や原子、金属のイオン化傾向、酸化還元、強酸、ヘスの法則、電気分解とファラデーの法則など、出題分野は多岐にわたるため、苦手分野を作らないようにバランスよく学習することが大切です。全体的に基本~標準レベルの問題となります。基礎知識をしっかりと身につけ、過去問演習で出題傾向や形式を把握しておきましょう。

〈工学部と同様〉

 

・生物(環境理工学科のみ)

試験時間60分の大問7題構成で、総設問数は25題程度となります。解答形式はすべてマークシート方式で、基本的には4択です。設問形式は空所補充や用語選択、文章選択、グラフ、計算問題などとなります。生物基礎・生物の幅広い範囲から出題されますが、特に生物の集団分野、生物の環境応答分野、遺伝子のはたらき分野が頻出となります。また2022年度ではグラフに関する問題が2題、塩基配列の読み取り問題も1題出題されています。苦手分野を作らないようにバランスよく学習しましょう。

 

大阪産業大学デザイン工学部基本情報

公式サイト

大阪産業大学デザイン工学部:https://www.osaka-sandai.ac.jp/fc/dt/

基本情報

創立年

2012年

生徒数

1,179人(2022年05月時点)

教育理念

大阪産業大学は、建学の精神「偉大なる平凡人たれ」を踏まえ、社会人として大切な教養と倫理観をもつ心豊かな人間性を涵養し、持続可能な社会の発展に主体的に貢献できる人物を養成することにより、社会に寄与することを教育理念とします。

引用元:大阪産業大学|大学案内|本学の教育理念等

大阪産業大学デザイン工学部の特徴

大阪産業大学デザイン工学部は、「人と環境にやさしいモノづくり」を目指し、芸術家の感性と技術者の知性をあわせ持った人材を育成しています。デザイン&IT設計に強いエンジニアを養成する【情報システム学科】、歴史や文化、持続可能性など多様な価値観に基づいた「環境・空間・モノ」を創造できる人材を養成する【建築・環境デザイン学科】、持続可能な環境と社会を創造するための技術や能力を修得する【環境理工学科】が設置されています。

 

大阪産業大学デザイン工学部キャンパス情報

中央キャンパス

住所:〒574-8530  大阪府大東市中垣内3丁目1−1

東キャンパス

住所:〒574-8530  大阪府大東市中垣内3丁目1-1

 

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