東京工科大学医療保健学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年7月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

東京工科大学医療保健学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

東京工科大学医療保健学部の偏差値は、学科によって異なり37.5~45.0程度です。大学入学共通テストでは、4.5~6割程度の得点率が合格の目安となります。2023年度一般選抜の競争倍率は、入試形態や入試日程、学科・専攻によって異なりますが、一般入試A日程が2.4~6.1倍、一般入試B日程が3.0~8.0倍となり、臨床検査学科のB日程が最も高くなっています。

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

東京工科大学医療保健学部の一般選抜は、「奨学生入試」「一般入試(A日程/B日程)」「大学入学共通テスト利用試験(前期/後期)」に分かれています。さらに、A日程は試験日が4日間設定されており、最大4日間の選択が可能です。奨学生・一般入試で行われる個別学力試験は、全問マークシート方式です。試験科目は〈数学・英語・国語・理科〉から3教科を選択して受験しますが、受験する学科によって数学の出題範囲が異なります。試験時間は3教科合わせて150分のため、時間配分が重要となります。難易度は各科目とも標準レベルのため、教科書の学習を中心に基礎をしっかりと身につけておくことが大切です。過去問演習の際は、出題傾向や形式だけでなく時間配分も意識して取り組みましょう。

 

東京工科大学医療保健学部の科目別傾向と対策

国語の試験傾向と対策

《2022年度》

大問2題で、大問ごとに設問6つで構成されています。現代文からのみの出題で、評論文を中心に自然科学系や心理学、社会学、国際文化比較論などが頻出となります。様々なテーマの評論文に触れ、要約するつもりで精読の練習を重ねましょう。また、漢字問題も頻出となるため、普段からコツコツと学習し、語彙力を強化しておくことが大切です。

〈工学部・メディア学部・応用生物学部・デザイン学部と同様〉

数学の試験傾向と対策

《2022年度》

〇臨床工学科・臨床検査学科

大問3題構成で、数学Ⅰ・A・Ⅱ・B(「数列」・「ベクトル」)の範囲から出題されます。幅広い単元からの出題となりますが、場合の数・確率、指数関数・対数関数、微分・積分からの出題が多くなっています。苦手分野を作らないために、教科書での学習を中心に、範囲全体の基本項目を整理しておくことが大切です。基礎を身につけた上で、問題集や過去問を用いて演習を重ねましょう。

〈工学部(応用化学科)・メディア学部・応用生物学部・デザイン学部と同様〉

 

〇看護学科

大問3題構成で、数学Ⅰ・Aからの出題となります。全単元からの出題となりますが、中でも2次関数、図形と計量、整数の性質、場合の数・確率からの出題が多く見られます。苦手分野を作らないために、偏りなく学習する必要があります。難易度は基本~応用まで幅広いため、入試基本レベルの学力を身につけるのはもちろんのこと、典型問題や大学入学共通テスト、複数年分の過去問など、多くの問題で演習を重ねることが大切です。

英語の試験傾向と対策

《2022年度》

長文読解、語彙・文法・語法、整序英作文、会話文が出題されます。単語や文法、語法といった基本事項を確実に押さえておく必要があります。長文読解は、人文科学系や自然科学系、一般教養など様々なテーマを扱った500語程度の英文が出題されるため、問題集などを活用して演習を重ねておくことが大切です。会話文では、二人の会話の空所に適切な表現を補充する問題で、会話表現を身につけておくことも大切ですが、会話の流れを正しく掴むことを意識して、問題演習を行うと良いでしょう。

〈工学部・コンピュータサイエンス学部・メディア学部・応用生物学部・デザイン学部と同様〉

理科の試験傾向と対策

《2022年度》

物理:大問3題構成で、力学、電磁気、熱、波動から出題されます。全体的な難易度は基本~標準レベルとなるため、教科書を活用して各分野の基本的な内容を押さえておくことが大切です。基本を身につけた上で、標準レベルの問題集で演習を重ね、複数年分の過去問に取り組み出題傾向や形式、時間配分に慣れておきましょう。

 

化学:大問3題構成で、理論化学の範囲から2題、有機化合物または高分子化合物から1題という出題が中心となります。理論化学では、ほぼ全ての単元から幅広く出題されるため、満遍なく学習する必要があります。全体的な難易度は基本~標準レベルで、一部難度の高い問題も含まれますが、基本原理や現象を正しく理解しておくことで対応が可能となります。教科書を用いて基本を身につけた上で、問題集で演習を重ね、複数年分の過去問に取り組み出題傾向や形式、時間配分を把握しておくことが大切です。

 

生物:大問3題構成で、「生物基礎・生物」の全範囲から出題されます。知識問題が半分を占めるため、教科書を中心に学習に取り組みましょう。全体的な難易度は、基礎~標準レベルですが、計算問題や文章正誤、実験考察問題なども出題され、一部解答に時間を要する問題も含まれます。計算や考察問題などは何度も演習を重ね、慣れておくことが大切です。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式、時間配分に慣れておきましょう。

 

〈工学部・コンピュータサイエンス学部・メディア学部・応用生物学部・デザイン学部と同様〉

 

東京工科大学医療保健学部基本情報

公式サイト

東京工科大学医療保健学部:https://www.teu.ac.jp/gakubu/medical/index.html

基本情報

創立年

2010年

生徒数

1,633人(2023年5月1日現在)

教育理念

学部及び学科の教育研究上の目的

医療保健学部は、人間の生命や生活の質を真に理解できる豊かな人間性とともに、専門的職業人としての基礎を整え、保健・医療・福祉の幅広い領域で、人間の健康と福祉の向上に貢献することのできる有為な人材を養成する。

引用元:東京工科大学-教育研究上の基礎的な情報

東京工科大学医療保健学部の特徴

東京工科大学医療保健学部は、チーム医療の最前線で主体的に活躍できる医療専門職の育成に取り組んでいます。【看護学科】【臨床工学科】【臨床検査学科】【リハビリテーション学科(理学療法士専攻/作業療法士専攻/言語聴覚学専攻)】が設置されており、各学科で高度な専門能力を育成するためのきめの細やかな教育・指導・支援を実践しています。キャンパス内には、集中治療室や手術室、各種リハビリテーション学習用の設備など医療現場に匹敵する実習設備を用意しており、学内にいながらにして実践的な医療技術を修得することができます。

 

東京工科大学医療保健学部キャンパス情報

蒲田キャンパス

学部:デザイン学部・医療保健学部
住所:〒144-8535 東京都大田区西蒲田5-23-22

 

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