山形県立米沢栄養大学健康栄養学部に受かるには?入試情報・偏差値・受験対策

※本記事は2023年11月時点の情報です。最新情報は学校公式HPをご確認ください。

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部に合格するための受験対策

偏差値・難易度

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部の偏差値は、入試日程によって異なり51.0~54.0程度となります。大学入学共通テストにおいては、5~6割程度の得点率が求められます。2023年度の入試競争倍率は、学校推薦型選抜が1.53倍、一般選抜前期日程が2.00倍、後期日程が4.00倍となります。

 

入試の特徴・合格するための勉強のポイント

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部の入試は、特別選抜と一般選抜の大きく分けて2種類となります。一般選抜は前期日程と後期日程に分かれており、両日程とも大学入学共通テストと個別学力検査等の受験が必要です。大学入学共通テストは4教科4~5科目、個別学力検査等は前期日程が〈小論文・面接〉、後期日程は〈面接〉が課されます。配点は、大学入学共通テストの方が高めに設定されているため、優先的に学習すると良いでしょう。その他の入試方式については、募集要項で詳細を確認し、自分に合った入試方式を選択することが大切です。

 

 

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部の科目別傾向と対策

小論文の傾向と対策

《2023年度一般選抜 前期日程》

試験時間90分の150点満点で、大問2題構成となります。大問1は資料と日本語の文章、大問2は英語の文章が与えられ、それぞれ3つの設問に解答します。大問1は〈鉄欠乏性貧血についての研究論文に基づいて作成された資料を踏まえた問題〉となり、計算問題や化学に関する知識問題、意見陳述問題が出題されます。人間・健康・栄養・食についての関心やデータを読み取る力、データの傾向に基づいた判断力や思考力、自分の意見や考えを論理的に表現する力などが問われます。大問2では〈火による調理が人類に与えた影響に関する英文を資料とした問題〉が出題され、設問内容は内容の読み取りに関する問題と英語に関する知識問題となります。基礎学力および人間・健康・栄養・食について日常的に広く関心を持つことで培われる教養と、読解力や論理的思考力、表現力が問われます。複数年分の過去問に取り組み、出題傾向や形式を確認しておくと良いでしょう。

面接の傾向と対策

《2024年度一般選抜》

1人10分程度の個人面接で、受験生1人につき、面接員2~3人で試験を行います。アドミッション・ポリシーに関連したテーマについての設問となるため、必ずアドミッションポリシーに目を通し、求められている人材について理解しておきましょう。また、先生や家族の協力を得て模擬面接を行い、試験当日の緊張感に慣れておくことも大切です。

 

 

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部基本情報

公式サイト

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部:http://www.u.yone.ac.jp/

 

基本情報

創立年

2014年

生徒数

174人(2023年5月1日現在)

教育理念

管理栄養士は、命の基本である食を通した支援を人々に行う役割を担うことから、豊かな人間性と、その背景にある幅広く深い教養と知識を身に付けることが求められる。また、少子高齢化社会の到来や、人々の価値観の多様化などによる食を取り巻く環境の変化を受け、保健、医療、福祉、教育などの現場における栄養に関する業務は、高度化かつ複雑化が進んでおり、栄養に関する高度な専門知識と専門技術を有する必要がある。更に、食料自給の低下による食料輸入の増加や、これに伴う食の安全・安心に対する関心の高まりなど、食を取り巻く環境は国際化が進んでおり、国際的な視野を有することも求められる。

本学は、これらのニーズに対応した人材を育成すると共に、栄養に関する教育と研究の成果を通し、公立大学の重要な役割である地域と社会への貢献を行い、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与するものとする。
このため、本学の教育研究上の理念を「豊かな人間性と、幅広く深い教養と知識のうえに、栄養に関する高度な専門知識と専門技術を身に付けた国際的な視野を有する人材を育成し、教育と研究の成果に基づき地域と社会に貢献することにより、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与する」と定める。

 

引用:山形県立米沢栄養大学-教育研究上の理念及び目的

 

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部の特徴

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部は、県民の健康で豊かな暮らしの実現に寄与できる管理栄養士を養成しています。1年次の必修科目として教養科目「山形の食と歴史」が設置されており、山形県の食文化や食生活、歴史と文化などを学ぶことができます。臨地実習は、3年次の給食施設(1週間)、4年次の病院(2週間)、保健所・保健センター(1週間)の計4週間行われます。また、臨地実習Ⅱを選択することで、NST(栄養サポートチーム)が稼働している病院での実習を受けることができます。

 

 

山形県立米沢栄養大学健康栄養学部キャンパス情報

キャンパス

〒992-0025 山形県米沢市通町6-15-1

 

 

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